遺伝子解析、タンパク質解析、代謝物解析を駆使して、がんの診断・治療・代謝活性に対する影響を調べています。
| ALAを用いたがんの診断 |
ALAを用いたがんの診断が臨床で用いられつつあります。これは、ALA投与によってALAの代謝物ががんで蓄積するためと考えられています。しかしながら、その詳しいメカニズムはよくわかっていません。
本研究室では代謝物の蓄積メカニズムを調べています。 |
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ALAを用いたがんの治療（光線力学治療） |
上記のようにALAをがんに蓄積したのち、適切な光照射を行うと、がんが死滅することが知られています。これはがんの光線力学治療と呼ばれ臨床での検討が始まっています。
本研究室では最適な治療効果を得るための基礎研究を行っています。 |
ALAの代謝活性に対する影響 |
ALAを生体に投与すると、がん以外でも様々な影響が得られると考えられます。当研究室でのこれまでの研究により、ミトコンドリアでの好気呼吸活性が向上することが見出されています。
老化・生活習慣病など様々な場面でミトコンドリア活性の低下が指摘されており、これらを克服できる薬剤としての期待がもたれます。 |
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